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テンション高く、待ちわびる その日は、映画監督の友人とファッションスタイリストの友人、そのルームメイトであり特別にチケットを回してくれたヴィダルサッスーンのスタイリストの方、またトニー&ガイのスタイリストの方も一緒に待ち合わせて訪れました。 エントランスでは、チケットと ID(Identification Card・身分証明書)提示が必要でした。入ってからは、3階に通されショーの準備が整うまで、ソファでお酒を飲んだり踊ったりしては待ちました。しかし、ヘアースタイル自体は事前にお店で創ってきていて控え室ではほんの少しの手直ししかしていないのだということです。
ゲスト達は、ドレスアップをしていて男性はスーツ姿の方が多かったです。女性は色んなファッションで登場。中でも豹柄のボンテージ着ていた二人連れは、カップルらしく怪しいちょっとエッチな踊りで周りの人達からも注目でした。
ショーの構成 曲はスローなテンポでヒーリングっぽく、かすかに女の人の声が聞こえ、リズムに合わせモデル達がゆっくりと一人一人歩いてきました。それぞれ違った表情をしていました。カットラインは正確で美しく、カラーリングはインパクトカラーとニュアンスカラー、そして天使の輪の部分が更に艶やかさを増すようにグラデーションを効かせたカラーなど。
ショーは、前半のアグレッシヴな表現、後半のソフトなものとの2部構成。最後はディレクターが軽く出てきて終わりで日本のショーの様に、花束贈呈なんかはなかったです。結構あっけなくって、チケットをくれたスタイリストの方も自分の作品があったにも関わらず、さっさと帰ってしまいました。
モデル達の感想 ショーが終わった後、トイレに行くとモデル達がメイクを必死に落としていました。「気持ち悪いよ〜。なかなか取れないよ〜。」と言っている皆に、「どうだった?」と聞くと、「うん、愉しかったよ。でも、このメイクがイヤだよ。」とブラックのアイシャドーをティッシュが足りなく、トイレットペーパーで拭いてました。確かに、目にブラックのフィルムを貼ってるかのように見えるメイクは、ショー的にはカッコイイけど、普段メイクではないので一般受けはしないし、全体にこってり塗っているから、顔も気持ち悪かったのでしょう。「写真撮ってもいい?」「ダメよ!こんなの撮っちゃ〜。」って笑いながらも皆、成功を喜んでました。
ショーを見世物と考えた場合 このショーは確かにカットやカラーの技術レベルは高いですが、ヴィダルのデモストレーション的なものなので、派手な見せ場などはなく更にヴィダルのスタイリストの方からショーが始まる直前、自慢気に「見たこともないようなヘアースタイルがあるわよ。」と聞いていたので、ちょっと期待し過ぎたからか、ハッとさせられるような作品もなく拍子抜けでした。作品としてはきれいないいものですが、あまりにヴィダルのイメージ通りの規則正しい技法といったとこなので、もっと目を引くヒネリも欲しかったです。
日本では、自分達が売り出そうとしているグループやメーカーのデモ以外では、お金を取って行うショーが多く、安くて3千円位〜高ければ数万円、その分見せ方にも凝っていて愉しませてくれます。レベル的にもヴィダルに劣っていることはなく遊び心もあります。ただ、そうやってお金を払ってまでというのは、アジア圏だけのようです。
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▲red white/終わり際の集まり
Vol.3 ヘアースタイル -1- 人を輝かせ・自信をもたらしてくれる魔法、ヘアスタイル。