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〜縮毛矯正を深く知る(3)〜

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「作業工程での縮毛矯正の種類」
 おもに、アイロン系(リペア、リシオなど)か、ドライヤー系(Mr.ハビット、サラなど)がほとんどです。両方使う場合もあります。
 アイロン系は160゜〜180度で髪をプレスする方法で、基本的に理容師の方が上手い気もします。
 
最近講習で教えていて思うのは、理容師と美容師の両方に教える機会があるのだけど、理容師のほうがアイロン慣れしてる場合が多いんですね。操作自体は数時間のレクチャーで覚えてしまうけど、髪に熱が入った状態を髪を見て、どこまで入っているか見極められるには、数年のキャリアーが必要なんです。

 私自身15年以上アイロン経験があって(年がばれてしまう)、多分5千人以上の髪にアイロンをあててきたけど、いまだにわからない部分ありますもん。  ちなみに、アイロンを使ったときにでる湯気は、焦げているのではなくて髪に含まれる水分が、水蒸気として出ているのです。その水蒸気が熱いんです。アイロンそのものがあたったら火傷くらいではすまないです。
 それにメーカによって、半乾きとか、90%乾かしてからとか、100%乾かしてからとか、まちまちです。  薬剤、髪の状態によっても変わりますので、同じ人が同じ美容室でやっても、今の髪の状態で判断して、毎回変ると思います。半乾きの操作はすごく湯気が出ますし、完全に乾かした状態では、湯気が出ないので、熱くありません。
 最近のアイロンは、地肌に当ててもガードがついてるので、熱くないんです。うちではよく私のほっぺたにアイロンをくっつけて、「ほら熱くないでしょう」って・・結構びっくりします。
 多分お店によっても、熱かったり、熱くなかったりするのは、水分に関係してるんじゃないでしょうか。昔のむき出しのアイロンは、地肌に当たれば当然熱いですけど。

 

 次に、ドライヤー系。膨潤軟化した髪を、ブローによって伸ばす方法です(時にアイロンとの併用も)。
 アイロンよりも、自然に仕上がりますが、ブローで引っ張るためおくれ毛やシャギーがたくさん入った髪の場合は、アイロンと比べると少々甘くなってしまいます。
 また下手な人がやれば、根元をやる時、熱いです。比較的アイロン系よりも失敗(チリチリにしてしまったり、へんなアイロン跡をつけてしまったり)は少ないです。
 アイロン跡といえば、なぜか「リメイク」用のアイロンには、溝がついてるんですよね。これは使いずらいです(私だけかもしれない)。だから「リメイク」の薬液使う時も、アイロンは別のを使ってます。
 頑固な縮毛を伸ばす場合は、アイロンに分があります。よく掲示板でアイロン系とドライヤー系で、バトルしてるとこがありますけど、これもどっちがよいか、一概には言えません。
 アイロンは、プレスするから形状がかわるとか、針金みたいにツンツンになるとか、ドライヤーは乾燥させすぎてしまうとか・・・・(詳しくはうちのHPの「ちょっと言わせて縮毛矯正」に書いてあります)。
 ぜんぶひっくるめて技術者によります。上手な人はどっちを使ってもきれいな仕上がりをします。
 ちなみにうちのサロンでは、ほとんどアイロンを使うことが多いんですが、これは同時にトリートメントやPPT、マトリックス(髪の間充物質)、などをアイロンプレスしながら同時に入れていけるので、都合がよいからなんです。ただそれだけです。もちろん、アイロンでも自然な仕上がりは可能です。
 また、美容師さん側が、最も多く勘違いされているのが、「縮毛矯正と言うのは、アイロンやドライヤーの熱で伸ばしている」というもので、これは間違った覚え方です。よく次の日にクセが戻ってしまったとか、数日間しか持たなかった、シャンプーしたら癖が出てきたと言うパターンは、必要十分な膨潤軟化が出来ていないで、熱を加えた場合、一時的に熱によって伸びるだけで癖が戻ってしまいます、と言うより最初からパーマがかかっていなかったと言う事です。
 よく、アイロンを販売してるサロンもありますが(うちに縮毛矯正に来る人で、以前サロンでセット用にアイロン買わされたって人、結構います)、アイロンを素人に売りつけるサロンを私は信用してません。
 だって、プロが使ったってアイロンってシビアなんですよ。まして素人じゃ髪を傷めるだけで、何もいいとこ有りません。お客様の髪の事を、本当に思っているサロンは、アイロンなんて販売出来ないと思いますよ。しかも矯正したとこにアイロンなんて不要ですから。

チョッと一言…パーマネント・ウェーブ用剤の品質規格

次回の最終回は、「縮毛矯正に思うこと」についてです。

 
縮毛矯正についてわかりましたでしょうか?生意気な口調で気分を害した人や、長い説明で疲れてしまった方も・・・。要は、メーカー名ではなく、実際そのサロンで体験した方達の声が、1番の情報です。私のサロンが一番上手とは言いません。ただお客様から支持されるように、日々努力しています。縮毛で悩んでいる皆さんが、素晴らしいサロンに出会えるように、願っています。
髪工房 床松
チョキアドバイザー:松本 忠之先生
 
 
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